2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

FOMC声明全文

ハイレベルな経済学者や投資家のコメントを読むと、哲学書を読んでいるような気がしてきます。今回のFOMCの声明文も同じ雰囲気を感じます。ちなみに自分が思うハイレベルな経済学者や投資家とは、ジョセフ・スティグリッツ、グリーンスパン、ジム・ロジャー…

FRBのサブプライム問題の対応は、間違い

サブプライムに対する対応をFRBは、間違ったのではないかと最近考え始めています。実態経済が過剰評価されていて、それが、現実に戻る契機となるのがサブプライムだったと思います。そうすると、中央銀行は、マネー供給量を減らし、物の価値と通貨の量を合わ…

インフレにより株価は上昇するか?

インフレにより日本国民が保有する個人資産1,500兆円が、預金から株式へ向かうというストーリーが証券業界では、常にささやかれています。しかし、預金としてあった個人資産は、企業へ貸し付けられていたり、株式になっていたり、国債になっていたりするわけ…

資源高とリサイクル

日本にいると気付きにくいですが、2005年〜2007年の間に資源会社のM&Aはすさまじい勢いで進展しました。これからも続きそうですが。現在、新卒の学生でもっとも給与水準が高いのは、MBAを抜いて鉱山学部らしいです。資源が安かった時代に、各大学は、鉱山学…

JパワーvsTCI 議決権助言会社とは

議決権助言会社のグラス・ルイスがTCIの増配案に反対するよう助言しています。これはTCIに結構不利です。議決権助言会社とは、株主に対して、提案されている株主総会の議案に対して、賛成するべきか反対するべきかをアドバイスする会社です。1位はISSで、2…

中国株暴落

中国株が大変なことになってきました。特に理由もなく指数が-8%も下がるというのを理解するのはなかなか困難です。今日も、コラムの紹介です。リスクの取り手が、投資銀行からヘッジファンドに移動するということを趣旨で書かれています。確かにその方向性は…

秋葉原通り魔事件

秋葉原通り魔事件のニュースをテレビでみました。新報道プレミアムAの中で、安藤優子アナウンサーが、「土浦の通り魔事件も24歳でしたし、今回の加藤智大容疑者も25歳となに関係があるのでしょうか?」という質問を櫻井よしこに振っていました。これを聞いて…

素直な相場

今日は、昨日の揺り戻しのような相場でした。投資家が下がると思った原油が、上がったため商社、INPEXを中心に急激に戻しました。円安は継続しているものの、自動車、自動車部品の上げはいまいちでした。富士重工を除いて。富士重工ほど利益が薄いと、円安の…

相場の転換点か?

今日の相場は、コモディティー系の値下がりが目立ちました。ニッケルのみあまりに下がり過ぎていたため反発しており、ニッケル関連のみ上げていました。厳しかったのは、商社、INPEX、石炭関連株です。中国政府による、石炭、鉄鋼の値上げ制限のニュースが昨…

外人買い過ぎ

今日は、米国株下落(金融中心)、米国債上昇(米国長期金利下落)、コモディティー下落と株、コモディティー→債券へのリスク回避の動きがあったので、日本も同様の動きがあると予想していました。ところが、製造業を中心に日本株は上昇。コモディティー関連…

東南アジア経済崩壊

タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムの経済が崩壊しつつあります。正直、米のサブプライム問題が、通貨の下落を通して、コモディティー上昇を呼びここまで新興国経済を傷つけるとは思っていませんでした。東南アジアの国々は、自国通貨の下落とコモデ…

蒼井優

本日はメリハリのあるマーケットとなりました。自分のようにショートロングを基本としている投資家には、このようなマーケットはとても助かります。安い会社の株が上がり、高い会社の株が下がる通常のマーケットが今後も続くことを祈ります。さてさて、全然…