2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

先週末から相場の転換点です。

米国政府が、GSEを守ることを表明したことと空売り規制をかけた結果、コモディティと債券に逃げていた投機マネーが、株式に流れ込んでいます。コモディティ価格下落、債券安、円安、株高は、そのためです。株の中でも、コモディティ関連は上がらず、金融と製…

明日のTOPIXは、下がります。

最近、ブルームバーグニュースの批評ばかりしてまして、相場について書いてなかったので、久し振りに予想を入れてみました。今日の予想は、明日のTOPIXは、下落するというものです。すべての分析は、予想するために行うものなので、過去分析だけでは意味無い…

中国と米国の本当の関係

ファニーメイとフレディマックから中国と米国の裏側を垣間見れます。物の移動が表だとしたら、お金の移動はその裏側です。米国は、中国から工業製品を買い、その代金を支払いましたが、中国は受け取ったドルで、米国の不動産ローンを買っていたというわけで…

金融業界におけるジャーナリズム

海外のジャーナリズムの方が、日本よりはるかにレベルが高いという話はよく聞きます。自分は、ジャーナリズムには、造詣が深いといは言い難いので、断言はできませんが、ブルームバーグのコラムは見る限りでは、同意してもいいように思います。北朝鮮、福田…

日本の優秀な経営者

株式相場は、全く方向感がありませんが、やはり下落局面だと思います。原油も、米国が金融引き締めを行うと考えるとやはり下落だと思います。ときどき思うのですが、通貨とコモディティと株式を分けて考えてはいけないと思います。3月のドル安と原油高と株安…

ジム・ロジャーズ

ジム・ロジャーズは自分が好きな投資家の一人です。ベースがアナリストというのも自分に近いので。本当の意味で、一貫性のある議論を展開していると思います。自分が高校生だった2000年に、NHKの金融工学の特集番組で、「これからはコモディティの時代だ」と…

中国のPEファンド

ようやく日経平均が上昇しました。明日も上がるかは微妙ですが、今日は午前中の段階で、債券が売られて金利が上がってきていたので、前場のうちに後場では、債券売った人が株を買いそうだなという予想はできました。特に、債券を売って金利が上がってきてい…

リーマン・ブラザーズの疑惑

しばらく日記をさぼってしまいました。 株式市場は54年ぶりに12営業日連続の下落となりましたが、日本というより海外の方がまずいですね。3月から6月の実態経済の悪化する局面を利下げと債務保証で乗り切ろうとしたつけが回ってきています。実態価値の下落局…