投資銀行の仕事

今後のために、投資銀行の仕事を簡単にまとめてみたいと思います。

まず、3つに分かれます。

 ①アドバイザリーサイド(投資銀行部門、キャピタルマーケット部門)

 ②マーケットサイド(株式、債券、為替、コモディティー、調査部)

 ③バックオフィス(ファイナンス、オペレーション、人事)

企業のM&Aファイナンスの手伝いをするのが、アドバイザリーサイドです。プライマリーマーケット担当です。お金をもらう客が、事業会社ということで、コンサルティングファームに近いです。そのためか、まじめな人が多く(ちょっと堅い)職場の雰囲気も落ち着いていて静かです。

マーケットサイドは、仕事の形態としては、トレーダー、営業、調査系(アナリスト、金曜商品開発)の3つに分かれます。株式部のビジネスフローを具体的に書くと

 事業会社(ソニートヨタなど)

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 調査部(アナリスト)←マスコミに近い。マーケットとの認識との差を探す

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 リサーチ・セールス(営業)

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 機関投資家ヘッジファンド、生命保険会社、アセットマネジメント会社)

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 セールス・トレーダー(営業)どのタイミングで、売るべきかなどを提案

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 トレーダー(実際にトレーダーを執行)

長くなってきそうなので、続きは、また明日。リサーチ・セールスとセールス・トレーダーの違い、自己勘定トレーダーの存在、アドバイザリーサイドとのつながりなどが、意外と知られていないのではと思います。