聖火リレー
朝起きると、聖火リレーの中継放送をしていた。
チベット独立運動に対して、文化的、歴史的見地からは、自分は特に論を持たない。
しかし、チベット独立は認められないと予想する。
①経済的な自立可能性に疑問
仮に独立したとして、彼らは経済的に自立可能なのかだろうか。観光業以外に特 に産業もなさそうだが。海からも遠いし。鉱物資源があるとのうわさもあるが、多額の資本を必要とする、自力開発は可能なのだろうか。
②分離独立運動は、各国が抱える共通の問題
イギリスのアイルランド、スペインのバスク、カナダのケベック、トルコのクルド人、ロシアのチェチェン、インドネシアのアチェと挙げだしたらきりがない。どの国も分離独立を積極的に支援するモチベーションはないだろう。人権問題は関心があろうが、それと独立問題は別。
自分が一番心配したのは、台湾総裁選への影響。しかし、拍子ぬけするくらいあっさりと馬氏は当選した。中国と台湾の経済交流のレベルから考えれば当然ともいえるが、台湾人は、賢明な選択をしたと思う。少なくとも経済的観点からは。
総裁選で、馬氏が当選した翌日、アジア株が下落する中、台湾の加権指数が、+3%の独歩高を付けていたのが印象的だった。