新興市場の株式

今日は、家族で、上大岡にて、ランチを食べました。姉が最近、財務の勉強を始めたのですが、早速、費用が資産として積み上がる(繰延資産)という意味がわからず苦戦しているようです。。

2005年の新興市場バブル(マザーズジャスダックなど)の終焉により、日本のベンチャー企業への失望は広がりました。裏社会と政治家と金融界の連携によって引き起こされた練金術は、80年代バブル期の不動産と公共事業から、ベンチャーヘッジファンドという選択肢が増えただけで、基本的には、昔と何も変わっていないように思います。

イトマン事件では、手形を使って金を集めて、それをネコババするという手法でしたが、今は、株式市場を用いて、一般投資家から資金をネコババするという手法に変わっただけです。ただ、株式市場の場合は、証券会社、監査法人、弁護士など総動員する必要があるので、多少大がかりになりますが。

今後、株価の下落によって隠しきれなくなった本質的価値が露呈することにより、真相がある程度は明らかにされると思います。

自分が、一番問題だと思うのは、この変わらない日本の体質です。ベンチャーによって日本の新しい成長軸を作るはずが、結局、古い勢力が利用しただけというのは、悲しすぎます。まともなベンチャーとしてがんばっている、マネックスDeNA、新しいところでは、マザーハウス、ネットライフ企画などは、次世代の日本を作ってくれるのでしょうか?

自分は、日本の力を海外に向けることと、日本の若者人口を増やすようなベンチャーが必要だと思っています。商業化可能な移民政策を実行するシステムが必要ではないでしょうか。