はばタン

今日は、気になった新聞記事を紹介します。この記事は、結構有名ですが、自分もかなり好きです!

2006年8月16日の産経新聞に掲載されたものです。

はばタン熱中症 国体キャラクターは体力不足?

 9月30日に開幕する「のじぎく兵庫国体」のマスコットとして、子供や若い女性に人気の「はばタン」。“スポーツ万能”の触れ込みなのに、着ぐるみ人形の中はほとんどサウナ状態とあって、県職員が扮(ふん)したはばタンが次々とダウンする異常事態に陥っている。
 はばタンはフェニックス(不死鳥)をイメージしたキャラクター。着ぐるみ人形は81体あり、週末には県内各地のイベントで活躍している。
 国体100日前イベントが行われた6月25日、神戸市中央区三宮センター街を各競技種目が記されたシャツを着た43体のはばタンが行進した。ところが、11体が次々と救護テントに搬送され、中には、はばタンが手当てを受けている様子を目撃した幼い子供がショックを受けるというハプニングも生じた。
 着ぐるみの重さは約10キロもあるうえ、内部の暑さはサウナ並みといい、国体実行委員会事務局の足立宰さん(41)は「あまりにもハード。元気でいられる時間はせいぜい15分間」。“スポーツ万能”の触れ込みとは裏腹に、とても運動どころではないのが実情という。
 日の当たらない裏方の苦労に、県は特別手当の支給も検討しているが、「公務」だけに、はばタンの“厚遇”がすんなり認められるかどうか−。

幼い子供がショックを受けたというエピソード、足立さんのコメント、特別手当支給の検討中という形でのしめ方。すべてが、秀逸です。自分も、こんなブログが書けたらいいなと思います。