リストラ前夜

弊社も明日は、リストラの発表のようです。先週からかなりエライ人たちが、オフィスの中をウロウロしており、大方リストラされるべき人は決定されていたようです。

今回のリストラに関しては、今までになく大きなものです。まず、10月中旬にウォールストリートジャーナルにGSが全社員の10%リストラ計画を報じ(もちろん経営陣による意図的なリークですが)、翌日にロイドブランファインからの全社員宛のボイスメール、そして、今日の朝にCNBSが、GSが15%リストラ計画と報じました。なぜか5%増えました!

背景として以下のような噂が流れました。まず、15%リストラは、以前から決まっていたもの。それを10%として、まずWJにリークし、報道させる。これにより、株主と1兆円の公的資金を投じた政府、今回の金融危機を招いたにも関わらず1億円の平均年収という世間の風当たりを弱める。さらにリストラ発表直前に15%に上方修正することで、再度マスコミに取り上げてもらいお情け効果拡大というものです。さらに明日が、大統領選挙後で、実際にリストラが行われたことをマスコミに取り上げてもらう絶好の機会のようです。

日本支社で1600人程度の社員がいるため、15%なら200名近い社員が明日、職場を離れることになりそうです。もちろん、その中に自分がいる可能性もありそうです。前年より収益を上げていて、レビューで高評価を獲得していても、もしトレーディングの機能そのものを縮小していく方針なら、どうしようもないでしょう。パケットの金額が気になるくらいです。

グローバルで32,000人が眠れない夜になりそうです。