不況は、中国から回復

久しぶりに戻って来ました。リストラは、まだ続いていますが、いまのところなんとか大丈夫の模様。先週の木曜日は、なかなか強烈でした。なぜ、毎回木曜日なのでしょうか。なぞです。

さて、中国の信用拡大と4万元(60兆円)の公共投資が1月からマーケットの話題をさらっています。シティ、AIG+ビックスリー、中国の3つで、今のマーケットは語れそうです。その中国ですが、自分は景気は中国から回復すると予想します。米国から回復すると主張する人もいますが、借金大国から回復するとは思えません。

中国は、債権国ですので、明らかに米国より回復は容易と思われます。また、中国は、国債の発行による公共投資を進めるインセンティブがあります。アジア各国は基本的には、輸出依存ですが、海外からの投資に頼った債務国ですので、国債を発行して自国通貨が下落すると借金が増えてしまって苦しいのです。

反対に、中国は、米国債を大量に持っていますので、国債を発行して、公共投資をすれば、内需は拡大、人民元下落で、輸出にポジティブ、かつ米国債(外貨準備)の価値拡大といいことずくめなのです。よって、中国は、本気かつ全力で公共投資を行うと思います。もちろん、建設以外にも業界再編などいろいろやると思われます。